• アメニティーメイト インタビュー

アメニティーメイト歴4年 60代 K.Nさん

なんとなく受けた講習で適職をみつけました
アメニティーメイト歴4年 通勤管理員60代 K.Nさん

東急コミュニティー K.Nさん 写真

生まれも育ちも関西です。定年前は、主に百貨店で管理や人事の仕事を、その後は子会社で取締役を務めました。そして息子や孫のいる東京で第二の人生を送ると決めていたんです。
東急コミュニティーへの入社は、失業保険の受給で通ったハローワークで「マンション管理員講習」を知りなんとなく受講したのがきっかけでした。
キャリアを考えれば経理職などが適当かもしれませんが、百貨店ではクレーム担当の経験もあり、お客様対応に慣れていましたし、ボランティアをするほど世話好きでもあります。サービス精神が発揮できる管理員は自分に合っている気がしました。

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今は8時から15時まで、来館者の受付業務、施設や設備の点検、協力業者の設備点検の立ち会い、植栽管理、清掃業務などを行っています。入社前から「担当するマンションのごみ置場をどこのマンションよりも臭わないきれいな所にしよう!」と決めていたので、ごみ置場の清掃には力が入ります。そのかいあって、ごみ置き場脱臭装置点検業者の臭気度測定の結果や社内のインストラクターの評価などにより、会社から表彰されたのはうれしい出来事でした。

東急コミュニティー K.Nさん 写真

私にとって、仕事で一番の喜びは居住者様に喜んでいただくこと。昨年は「クリスマスツリー飾りつけ会」を開催しました。子ども達に楽しくツリーを飾ってもらい、私がサンタになってお菓子を配り、写真を撮ります。今年は13名集まり、親御さんにも喜んでいただきました。

マンション内の42世帯は年齢層も幅広く、法人、区分所有、賃貸など住まい方も多様です。それぞれにふさわしい応対を心がけています。

東急コミュニティー K.Nさん 写真

管理員の仕事は居住者様から感謝の言葉をいただけて、成果としても見えるので働きがいがあります。
この仕事に向いているのはコミュニケーション能力があり、我を通さない、引くところは引ける人じゃないでしょうか。個性が強すぎる人、過去の職業にこだわる人は向かないかもしれませんね。
これからも安全を最優先しつつ、居住者様の相談には迅速に対応し、管理組合様に頼りにされるアメニティーメイトを目指して、身体が続く限りは元気に働くつもりです。

アメニティーメイト歴1年半 60代 H.Mさん

システムが確立された働きやすい環境です
アメニティーメイト歴1年半 通勤管理員60代 H.Mさん

東急コミュニティー H.Mさん 写真

大学の建築学科を卒業して以来、37年間ずっと建築畑を歩いてきました。マンションの施工、分譲マンションの営業、戸建ての仕入れ、土地の査定など、二つの会社でさまざまな業務に携わりました。
前職では通勤時間がかかり、担当業務の都合で移動も多くて夜も対応があるため、体力に限界を感じて退職しました。
次も建築に関係のある職を探して、マンション管理員の講習を受けたのですが、その講習の一環で東急コミュニティーの管理する物件を見学に行ったんです。「システムがしっかりした、いい会社ですよ」という、そこの管理員さんの言葉が印象に残り、ほかの会社もありましたが、家族と相談して東急コミュニティーへの入社を決めました。

東急コミュニティー H.Mさん 写真

配属されたのは、渋谷区に完成したばかりのハイグレードなマンションです。マンションのクオリティや雰囲気に合ったブレザーのユニフォームを着用します。
仕事には、業者など来客の対応、エントランスや表通りの掃き掃除、ごみ集積場の清掃の手伝い、共用部のトイレの清掃などがあります。

今は赴任したばかりですから、居住者様に顔を覚えていただけるよう、出入りの多い時間は外で仕事をしてご挨拶です。建物前の道も掃除をするので、マンションや東急コミュニティーのイメージを損なわないよう近隣の方にも丁寧な対応を心がけています。

東急コミュニティー H.Mさん 写真

実際に仕事を始めると、東急コミュニティーは大手のグループだけあって、システムがしっかりできているのがわかります。業務の範囲はきちっとしているし、不明点などあれば本社の営業担当者から答えをもらえる。バックアップ体制が整っていてレスポンスも早いので、問題があれば事前の対応も可能な働きやすい環境です。

仕事で喜びを感じるのは、居住者様に「管理員さんご苦労様です」と声をかけていただくこと。また若いご家族が多いので、可愛いお子さんたちと接することができるのも楽しみです。

東急コミュニティー H.Mさん 写真

日曜と月曜を除いた8~17時まで、勤務時間中は私ともう一人コンシェルジェが常駐しています。この現場ではチームワークが大切です。東急コミュニティーの営業担当者、コンシェルジェ、そしてアメニティーメイトの私。それぞれの業務範囲を認識しながら、報告・連絡・相談を意識しつつ、うまく連携しています。
これからも居住者様に寄り添いながら、信頼を得られるように質の高い管理業務を提供していきたいですね。それには自分自身のレベルを上げておくことも必要だと考えています。

アメニティーメイト歴12年8カ月 60代 T・Tさん

住民と管理員、両方の意識が必要です
アメニティーメイト歴12年8カ月 夫婦住込み管理員60代 T・Tさん(夫妻)

東急コミュニティー T・Tさん(夫妻)写真

アパレルの製造・卸の会社で35年、営業職に就いていました。東北にいましたが子どもたちも独立し、私が関東出身だというのもあり、次の仕事は首都圏でしようと考えていたんです。先行きの見えない10年ほど前、妻も働いていたので、それじゃ一緒に仕事しようと、思い切って家賃と光熱費が不要な夫婦住込みの管理員に応募しました。
私たちが管理員をしているマンションは260世帯と大規模で、管理できるのか最初は不安でした。掃除や設備点検もあるものの、管理員の仕事は受付がメインだということがわかって、住民の方たちとスムーズにコミュニケーションするため、まずは関係づくりに努めたんです。3年ほどでようやく顔と名前を覚えましたね。

東急コミュニティー T・Tさん(夫妻)写真

このマンションは築43年で老朽化が進んでいます。管理員とはいえ住込みなので、居住者として住みやすい環境を常に意識し、管理組合理事会では補修や更新を積極的に提案します。またゴルフやカラオケ、映画会などマンションのサークルには率先して参加し、楽しみながら居住者様とコミュニケーションします。居住者様同士を引き合わせるのも役目です。それにより騒音のトラブルやいざこざが減少するのです。

単身の高齢者も多いので、エントランスホールに季節のデコレーションをして気軽に管理室に声をかけていただける雰囲気づくりや、イベントへお誘いすることで、“見守り”も心がけています。

東急コミュニティー T・Tさん(夫妻)写真

一方で住込みの管理員は公私の境が曖昧になりがちです。専有スペースの設備の故障や電気関係など管理室にはいろんな問題が持ち込まれますが、できることとできないことを明確にし、できないことは「申し訳ありませんが業務範囲外です」と丁寧に断るようにしています。ただ、水回りや電気関係などの修理にすぐ来てくれる、東急コミュニティーの家族力プラスという制度に管理組合が加入してからは、ぐんと楽になりました。

夫婦で仕事をするメリットは、全部を言わなくてもわかってもらえたり多少の無理は聞いてもらえたりできて、働きやすいことですね。

東急コミュニティー T・Tさん(夫妻)写真

居住者の皆様から「Tさんいつもありがとう」「これからもずっとお願いしますね」「いっそのことこのマンションに一生住めば」などと言われると、管理員冥利に尽きます。
私たちの使命は、このマンションの価値を上げることだと思います。終の棲家として安心して暮らしていただける居住空間にする、たとえ築年数は古くても、フレッシュに見える元気なマンションにするために、アメニティーメイトとして住民として関わっていきたいですね。